※久しぶりの日記ですが、もはやアンジェ少ししか関係ない。
もうずいぶんと、アニメというかテレビも見ない(持ってないから)生活だったのですが、だいぶちょっとだけ気になっていました。
黒執事 寄宿学校編!!
(ミカエリス先生が好きすぎるのは言うまでもない)
何の予備知識もなく予告PVを見たところ、聞き間違うことなど決してあり得ない威厳のあるお声が!!
そう、これはッ!
ジュリアス様っ!! (嬉)
ま、まさかレドモンド先輩?!と一瞬心拍数爆上がってからの~
アガレス先生~ww
…まあ、さすがに今さらジュリアス様がレドモンド先輩はないですね。
アガレス先生も確かにキーパーソンではあるけど、なんたるジュリアス様の無駄使いww
と、ここで笑い話で終わるはずでした。
(このポストでジュリアス様が関係あるのもここまで)
ところが
その後、おススメに上がってきたエンディング見ちゃったんです。
最近のアニメ表現はどのくらいキレイなんだろうなーくらいの好奇心で。
EDテーマは黒執事お約束のシド「贖罪」(←安定の厨二全開)
キャッチーなピアノのイントロの後、生徒たちで賑わう明るい回廊から暗転し、闇の中を灯りを手に歩く坊ちゃんとセバスチャン。
背景にはステンドグラスのようなP4の肖像が色鮮やかに流れていきます。
光と闇の表現がキレイだな~と、ぼーっと見ていました。
回廊を抜けるとドラマチックな曲調の変化とともにシーンが一変し、夜空の中を坊ちゃんが何者かに突き落とされたかのように落下。
その、星空の中をゆっくりと回転しつつ落ちていく様子を見ながら、
「はぁ~こうやって満点の星を見ながらフリーフォールしたらどんな気持ちだろうなぁ…」
と、素でぼーっと考えていました。
夜空は少しずつ光と色を増して明けていきます….そのとき!
追って現れ、坊ちゃんの腕を掴んで力強く引き寄せるセバスチャン
驚いてはっと見上げる坊ちゃんの大きな瞳
寄り添ったまま落下を続けるふたり、雲に覆われてーー
突然の急展開に理解が追い付かない!!
え、なにこれちょっと待って
ぐはっ
尊すぎか…..(呆然)
ホントに、素でぼーっとしていたので、思いっきり不意打ち喰らって灰になりました (笑)
キレイすぎか(映像が)。
上昇するでも下降するでもなく、美しい背景の中をただ「落ちていく」のがなんとも黒執事。
そしてラスト、モーニングティーのある主従の静かな日常が描かれるクロージングも余韻があって良き。
この主従にあるのは悪魔的な契約関係だけです。
そしてセバスチャンにとってはこの契約は単なる「暇つぶし」。
絶望の真っただ中にいた坊ちゃんをさらなる絶望の深淵に突き落とし、その魂を美味しくいただくためだけに坊ちゃんに仕えているわけで、そこに情も愛もありませんし、その行動も悪魔としての自分の美学から。
坊ちゃんのほうもセバスチャンに対して「有能なコマ」以上の認識はない。
しかし。
黒執事についてあまり語るつもりはありませんが。
人間的な感情など持ち合わせていないセバスチャンが、喰らいたいと焦がれるほどに坊ちゃんの「魂」に魅入られて(惹かれて)いて、絶対に他の誰にも渡さないと邪魔する者には全て牙をむいている(独占したい)わけですから、究極的にはこれもこれで一つの「愛の形」なのかなーとも思ったり。
(愛というより執着か)
相手の性別や年齢、この場合種族?も超えてる挙句、根本モチベは食欲っていうこの上なく歪んだ形ですけど。
絶望的に語彙力が不足でうまく表現できてません。
PS
小野Dの「御意」「イエスマイロード」の破壊力。
ミカエリス先生色気駄々洩れすぎです。